愛を叫ぼう。 2014/03/02 (Sun)

「おまえは、まーたそんなに土産ばっかり買ってきて」

荷物を大量に抱えてとぼとぼと改札に向かおうとしている俺に向かって声をかけて、って。

え？！

「こーいち？」

この声どんなにぼそぼそしてても間違うはずがない。
ぱっと顔を上げると、不機嫌120％を張り付かせてる光一がいた。

「は？なんでここにおんねん、って、え？！」

俺が持ってるお土産に手を伸ばしてくる。

「せっかくやから1個くらいもったる」
「や、じゃなくてなんでこんなとこおるんよ」
「おれかって、時刻表くらい読めるわ」
「何時に乗るかゆうたっけ…」
「剛さんが降りてきたのは、3本目でした」
「おおー」

おおー、やないわ、はよ帰るで。

そういってすたすたと歩きだす光一さん。
なんやなんや、どうなってるんや。

「迎え、にきてくれたん？」

遅れないようについていきながら問いかける。

「そうやでー、このおれさまがな！」

ははーっ。
思わず平伏しそうになったわ。
さすが王様やわ。


今年、身近な人を亡くした俺は、そのあと仕事に追われ追われてなかなかゆっくり墓参りにも行けなかった。
やっとひと段落して、数日故郷に帰れることになり今日そこからまた東京に戻ってきたのだった。

『いまから戻るから』

そんなメールを1本、新幹線乗る前にいれただけだった。

「ちょー、でもおまえー、出会えたからいいようなものの、ようそんな賭けにでたな」

そういうと、背を向けていた光一は立ち止まり、くるりと振り返る。

「そんなん…、おまえがなっかなか帰ってこーへんからやろー」

え、そうなん？
数日やった気がするんやけど。
おまえいっつもひと月とか俺のことほったらかしやん。

「それはー、すまんかった」


＋＋＋＋


さて、みなさまお元気でしょうか。
去年途中まで書いていたらしき文章を見つけたのですが、どんなおちにするつもりだったのか全然思い出せません。
なにが書きたかったのわたしーー。だれかーｗｗｗ

うーん、勢いで書こうとしてたのだけは覚えてるんだけどな。

とりあえずみんなでもんもんとしてみよう、ということでアップしておく。
続きは、ない（笑）

ごきげんようーｗ