S.O.S(仮） <3> ←いつまで仮やねん 2010/06/21 (Mon)

もうもうもう、うきー！

剛さんがぱんちゃんを抱えてるのが見れる…かも！！
ちゃんとみたい～！

というわけでヽ(^o^)丿
嬉しさのあまり更新してみた。

あれ？みんなそんなに嬉しくない？（笑）
もう絶対見れないと思うもの。
楽しみ～。
もしちゃんと映像なかったとしてもあの予告でみれただけで、事実としてわかっただけで嬉しいっす。

いや、でもしっかりみたいですけども。

拍手ぱちぱちありがとうございます！
後押しされてるようで嬉しいです。

ぶすり。

今、光一の表情を言葉で表すとしたらこれしかない。

「さー、入って入って」

ぶすり。

「けんちゃん、ただいま～。ほらお友達ですよ」

ケージを玄関に降ろしてみる。
するとけんしろうはくんくんと近づいて、匂いを確認。
ケージのなかのパンは、人見知りもしないし犬見知りもしないらしくしっぽをパタパタ振ってけんしろうを迎えている。
だせだせ、とかりかりするのでゆっくりと出してやると、ふんふんと2匹お互い匂いを嗅ぎながらリビングに行ってしまった。

「さすがパンは慣れるのが早いねえ、それに引きかえ…」

ぶすり。

「とりあえず、靴脱いであがりんさい」

部屋に入ることは観念したのか、靴を脱いで思いっきりドスドスいわせながら勝手知ったるリビングに向かう。

んふふ。
おっさんやけどかわいいって。

「末期やろか」

車のキーをかちゃりと玄関のボックスに置いて、俺も後を追った。


おなかがすいてると不機嫌も加速するってもの。
うーん、と悩み残りご飯でチャーハンと、卵スープ、それからアスパラときのこの簡単サラダ。

作ってる間光一はどうしてるんかと思ってちらりとのぞくと、結局けんしろうとパンとの遊び相手になってた。
髪の毛がいま茶色いせいもあって、なにやらワンちゃんが3匹の風情。

「こーいちー」
「ぅーい」
「ごはん出来たから手洗ってらっしゃい」
「ぅーい」

隣からはひゃはは、と笑い声。
ええな、こうゆうの。

ちゃんと手を洗ってからキッチンにぺたりぺたりゆわせてやってくる。
ふと顔をあげて、見ると。

「んふふ」
「な、なんやねん」

どんだけ犬化して遊んできたんか、髪の毛がくっしゃくしゃになってるし。
そおっと手を伸ばして、髪の毛を梳かしてやる。
こうゆうのおとなしくしてるんよね。

「ええ子、ええ子」

最後撫で撫でして手を離したら、口がへの字になってた。

「さ、食べよか」

キッチンテーブルについて、ご飯。

「剛はマメやなあ」
「んう？」

もぐもぐしながら、目線をあげると光一がサラダをつついていた。

「ええから食べてみ」
「…」
「ウメ味やから」

しゃりしゃりしゃり。

「…うまい」
「そりゃどうも」

新しいものにはなかなか自分から手を伸ばさない。
でも気にいったらそればっかり食べる。

けっこうおなかがすいてたのか、がつがつとチャーハンを平らげて満足げにおなかを撫でた。

「ごっそーさんでした」
「はいはい、ごちそうさま」


そのまま簡単に片づけて、リビングでごろごろする。

「こーいち、こっちゃおいで」

長ソファの片側に陣取った俺。
ラグにそのまま座りこんでる光一を呼ぶ。

のそのそしながらも、俺のそばまで来たのできゅうと抱き込んで座った。